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新潟県郷自慢佐渡市の名産物



佐渡島の概要 世界最大の金産出量を誇った

佐渡島は、新潟県西部に位置する島で、佐渡島全域が佐渡市で、人口58,047人(2014年12月1日現在)、面積854.76ku、周囲262.7km、最高標高は金北山1,172mで、地形は3つに大別され、北に大佐渡山地、南に小佐渡山地、2つの間に穀倉地帯の国仲平野で、島全域が佐渡弥彦米山国定公園になっている。大佐渡山地の北側海岸は、山が海に迫る景勝地で、断崖絶壁と無数の岩礁が約50km連なり尖閣湾は有名。小佐渡山地は、自生のミカンや茶が見られる穏やかな丘陵地帯、国仲平野は、穀倉地帯が広がる多くの川で潤い水稲栽培が盛ん。国仲平野西側に真野湾、東側に両津湾があり、平野を流れる国府川は真野湾に注ぎ、東端に新潟県最大の加茂湖(汽水湖)と真野湾の二ヶ所でカキの養殖が行われている。佐渡は、佐渡沖を対馬海流が流れている影響から、冬は新潟県本土側に比べ、気温が1〜2度程高く積雪は少ない。夏は、朝と夜の温度差は本土より小さく、気温は新潟県本土側に比べ1〜2度程度涼しい。暖流と寒流の接点にあるため、植生に極めて富んでおり、島内で北海道・沖縄両地方特有の植物が同居し、大変珍しい植生地域である。また、暖流にのって来るシイラ・カツオ・アオリイカや、寒流にのって来るブリなどの多様な水産物にも恵まれている。佐渡の歴史は古く、2万年から1万7000年前頃の遺跡も発掘されている。また佐渡は、京から配流された文人・政治家などが都の文化を伝えた影響から様々な伝統芸能が受け継がれ。江戸時代には200を超える能舞台があり、現在も30余りの能舞台が残っており。春から秋にかけ薪能などイベントや祭りで利用されており、各地区の希望する子供達が大人から指導を受けて演じている。

佐渡市総合政策課:0259-63-3802


佐渡市の概要 朱鷺と共生する伝統芸能が豊富な島

古くから金が出ると知られていた佐渡は、徳川幕府によって天領とされ、大がかりな開発が行なわれ。17世紀には、世界最大の産出量を誇っていたとみられ。江戸期には、上方(大阪方面)と北海道を結ぶ日本海航路が開かれ、日本を縦断する「海のメインストリート」の重要な中継地点として佐渡は栄えた。佐渡の文化は北陸や西日本の影響が大きいと言われ、商人や船乗りが持ち込んだ町人文化や、流人が京から持ち込んだ貴族文化も佐渡に大きな影響を及ぼしました。一方、金山の開発に伴って奉行や役人が江戸から派遣された為、武家文化も佐渡へ流入し、全国各地から移住してきた技術者集団の文化も色濃く伝えられ、これらの文化が渾然一体となって現在の佐渡は創り上げられた。このため島内の方言も実に多様で、能や鬼太鼓をはじめとする伝統芸能も豊富です。佐渡の農業は米作りが中心で、約65万人分相当(島内人口の9倍以上)の生産量を誇る。柿や干し椎茸作りも盛んで、特に干し椎茸の生産量は新潟県内の95%を占め(1997年)る。味噌も有名で全国生産額の約5%を占める。漁業はイカやブリが知られている。佐渡総面積の40%以上は山林で占められ、寒暖両系の豊富な植生が見られ、マニアが訪れる高山植物や雪割草の宝庫としても知られ、花だけのために毎年来訪される方も多く。東洋一の天然芝を誇る高原も有名です。平成16年に島内の自治体が合併し、一島一市として船出した佐渡市 は、トキが舞う空のように希望にあふれる明日をめざしていきます。

佐渡市総合政策課:0259-63-3802


両津港 航路【新潟〜両津】カーフェリー・ジエットフォイル定期運航

両津港は佐渡の東北に深く入り込んだ両津湾の最奥部に位置し、古くは夷港と呼ばれ商・漁港として栄えてきました。 安政5年(1854)に締結された日米修好通商条約により明治元年(1868)に新潟港が開港した際には、同港の緊急避難などのための補助港となり、その後、昭和26年(1951)に重要港湾に指定されています。新潟-両津間は、昭和44年(1969)にカーフェリー、昭和55年(1970)には、日本で最初の高速旅客船であるジェットフォイルが就航し、現在、ピーク時には、1日当たりカーフェリーが8往復、ジェットフォイルが12往復し、多くの人々の足として 最短1時間で越佐海峡を結んでいます。今後、日本海沿岸東北自動車道などの高速交通体系の整備と相まって、新たな観光客の増加も見込まれ、佐渡の玄関口として本港の果たす役割が一層増大するものと考えられます。
新潟県佐渡地域振興局地域整備部:0259-27-3311

佐渡汽船株式会社
航路【新潟〜両津】カーフェリー・ジエットフォイル 定期運航
運航状況など下記ホームページでご確認ください。
http://www.sadokisen.co.jp/WebService/ss_dsp.asp?SeaRoute=1&ShipType=F
運航状況などお問合せ先
両津港:0259-27-5111  新潟港:025-245-5111


小木港 航路【直江津〜小木】高速カーフェリー定期運航

小木港は佐渡島の南端に位置し、江戸時代には佐渡金山の金銀輸送により繁栄し、寛文10年(1672)豪商河村瑞賢によって、西回り航路の寄港地となるなど、入港船舶 の増加により発展してきました。その後、昭和49年に重要港湾の指定を受け、昭和60年には旅客ターミナルが完成、平成5年には、カーフェリーの大型化に対応したふ頭が供用するなど、佐渡の南の玄関口として整備が進められています。今後、航路が結ばれている直江津港背後の高速道路の利用や北陸新幹線の延伸による観光客の増加も期待でき、遊覧観光船の就航、たらい舟の利用など、港湾の持つ多様な空間活用による、観光拠点港として発展が期待されています。
新潟県佐渡地域振興局地域整備部:0259-27-3311

佐渡汽船株式会社
航路【直江津〜小木】高速カーフェリー  定期運航
運航状況など下記ホームページでご確認ください。
http://www.sadokisen.co.jp/WebService/ss_dsp.asp?SeaRoute=1&ShipType=F
運航状況などお問合せ先
小木港:0259-86-3110 直江津港:025-543-3791


赤泊港 航路【寺泊〜赤泊】高速船 定期運航

赤泊港は佐渡島の南岸に位置し、 佐渡金山の隆盛に伴い江戸幕府直轄領として佐渡奉行渡来港となるほか、北前船や松前稼ぎ商人の地域として、人や物の往来により栄えてきました。平成17年5月からは高速船あいびすが赤泊-寺泊間 を就航しており、ピーク時には1日当たり3往復、約1時間で両港を結んでいます。長い歴史を持つ赤泊港は、史跡の保存およびその周辺整備のため、歴史的港湾環境創造事業により緑地が整備され、歴史を偲ぶ施設が観光客の目を止めています。また、 かに・えびをはじめとした豊富な海産物や、毎年夏に開催され「日本海海上大相撲」で知られる赤泊港祭りも当地の観光の目玉となっています。今後は、港湾周辺の道路整備の発展により観光客の増加が見込まれるとともに、島内有数の漁業基地としても地域への貢献が期待されています。
新潟県佐渡地域振興局地域整備部:0259-27-3311

佐渡汽船株式会社
航路【寺泊〜赤泊】高速船 定期運航
運航状況など下記ホームページでご確認ください。
http://www.sadokisen.co.jp/WebService/ss_dsp.asp?SeaRoute=3&ShipType=K
運航状況などお問合せ先
赤泊港:0259-87-3101 寺泊港:0258-75-3294


佐渡市の漁港 佐渡島の海岸線280.5km沿岸に43港が点在

佐渡島の海岸線280.5km(平成17年3月31日現在)の長大な沿岸に、大小43港が点在しています。漁港は、利用漁船数や利用形態などにより第1種から第4種に区分されており、それぞれの漁港を県や市が管理しています。 佐渡市内には、真更川漁港・鷲崎漁港(第4種)・北小浦漁港・黒姫漁港・浦川漁港・和木漁港・白瀬漁港(第2種)・羽吉漁港・両津漁港(第3種)・椎泊漁港・入桑漁港・大川漁港・水津漁港(第2種)・豊岡漁港・多田漁港・赤泊漁港・上浦漁港・羽茂漁港・小木漁港(第2種)・内岬漁港・ 江積漁港・亀脇漁港・西三川漁港・大立漁港・真野漁港 ・沢根漁港・稲鯨漁港(第2種)・高瀬漁港・相川漁港・姫津漁港(第2種)・北狄漁港・片辺漁港・高千漁港(第2種)・関漁港(平成19年の実績値) が点在し、各地区漁業者の漁業基地に使用され、季節の旬の魚介類を水揚げしています。

新潟県佐渡地域振興局地域整備部:0259-27-3311
佐渡市農林水産課:0259-63-3761


佐渡市の漁業 暖流と寒流が交差する好漁場に恵まれる

佐渡は、朱鷺と共存するための環境保全の取り組みが認められ、2011年6月に世界農業遺産(GIAHS)に登録された。環境保全に取り組んでいる佐渡の大地からも栄養分を含んだ水がプランクトンを育て魚介類の栄養素となり、美味しい魚を育ててくれます。佐渡で獲れる魚介類の栄養素は、信濃川や阿賀野川、佐渡の河川から供給されます。冬に積もった雪が溶け、土壌に蓄えられて栄養分を含んだ水が川から海へと流れていき、プランクトンを育てます。佐渡は、沿岸・沖合いは岩礁域が多く変化に富んでおり好漁場が形成されて。さらに佐渡の沖合は暖流と寒流が交差する地点で、春から夏にかけて暖流にのってくるマダイ、スルメイカ、本マグロ。秋から冬にかけて寒流にのってくるマダラやスケトウダラ。冬季には南下する脂ののった寒ブリなど多種多様な魚が集まってきます。また、定着性の南蛮エビ、アワビ、サザエや海藻類も多く育っています。真野湾では牡蠣の養殖も盛んです。

佐渡市農林水産課:0259-63-3761
佐渡漁業協同組合:0259-27-3264


籠漁 佐渡の漁業

エサを入れた籠を沈め、誘い込んで獲る漁法です。
【主な漁獲物】
南蛮エビ、紅ズワイガニ、バイ貝など。

佐渡漁業協同組合:0259-27-3264


板曵網漁 佐渡の漁業

開口板が受けた水の抵抗で網の口が広がって魚を獲る漁法です。
【主な漁獲物】
カレイ、ヒラメ、ズワイガニ、なまこ、ハタハタなど。

佐渡漁業協同組合:0259-27-3264


養殖漁業 佐渡の漁業

生育状態はもちろん、コストや納期などを管理しながら魚を育てる漁業です。
【主な漁獲物】
カキ、ワカメ、コンブ、ナガモなど。

佐渡漁業協同組合:0259-27-3264


採貝・採藻 佐渡の漁業

鉤や潜水具などを使って浅瀬にいる貝や海藻を獲る漁法です。
【主な漁獲物】
サザエ、アワビ、ワカメなど。

佐渡漁業協同組合:0259-27-3264


刺網漁 佐渡の漁業

海中に網を張り、魚を待ち構えて獲る漁法です。
【主な漁獲物】
ヒラメ、カレイ、ズワイガニなど。

佐渡漁業協同組合:0259-27-3264


定置網漁 佐渡の漁業

魚が集まる場所に網を仕掛けて獲る漁法です。
【主な漁獲物】
ブリ、マグロ、アジ、イワシ、サバ、真ダイ、アオリイカなど。

佐渡漁業協同組合:0259-27-3264


イカ釣り漁 佐渡の漁業

疑似針を使い、集魚灯で海面を照らしながら獲る漁法です。
【主な漁獲物】
ヤリイカ、スルメイカなど。

佐渡漁業協同組合:0259-27-3264


ヤリイカ 佐渡の特産

沖縄を除く日本近海に生息。産卵期には水深10m程度までの浅い海域に出現する。産卵期は12月〜4月。寿命は1年。刺身は透明感のある身で、甘味や旨味もさることながら、程よい歯触りが好まれる。小型の物は丸ごと甘辛く煮ると柔らかい身がとても美味。

佐渡漁業協同組合:0259-27-3264


真ダイ 佐渡の特産

水深200mまでの水域に生息するが、1〜2歳の未成魚は砂底あるいは砂磯底を、成魚は岩礁域を好む。赤い体色に鮮やかな青い斑点が点在し、非常にきれいな魚。産卵期の5〜6月に接岸し、9月以降沖合に移動する。脂肪分の少ない淡白な身質で、様々な料理方法で料理される。またマダイには捨てるところがないとされ、全ての部分を余すところなく食材として利用できる。

佐渡漁業協同組合:0259-27-3264


サバ 佐渡の特産

春〜夏季に索餌のため北上回遊、秋〜冬季に越冬・産卵のため南下回遊する。産卵期は春。寿命は6歳。サバは鮮度が早く落ちるので、一般には加工食品として賞味される。

佐渡漁業協同組合:0259-27-3264


メカブ 佐渡の特産

メカブとはワカメの茎の部分。メカブの有効成分には免疫力アップ・抗酸化作用・皮膜保護作用(ぬめり)などがあり、腸や肝臓の機能を向上させて消化不良や便秘に効く。

佐渡漁業協同組合:0259-27-3264


トビウオ 佐渡の特産

日本海近海には29種が分布し、沿岸から外洋の表層に生息する。来遊する種類は「ホソトビウオ」。体には、大きな胸びれがついていて翼のように広げ空中を滑空し、時速70kmの初速から300〜400mまで至るといわれている。卵に纏絡糸をもつものが多く、沿岸の大型植物や浮遊物に産み付ける。マグロなどの大型魚の餌としても重要な魚。白身で脂肪分が少なくさっぱりとしている淡白な肉質。小骨が多いので料理によっては下処理が必要。

佐渡漁業協同組合:0259-27-3264


真いか(スルメイカ) 佐渡の特産

東シナ海で生まれた固体が春から秋にかけて、餌を食べながら日本海を北上して各地で漁獲される。秋から冬には、再び東シナ海での産卵に向けて南下。 佐渡では、前年の秋生まれのスルメイカが5月〜7月にかけて多く水揚げされる。いかの種類の中では、最もポピュラーで大量に漁獲される為安価。 獲れたてのイカは透明感があり、こりこりとした食感がある。

佐渡漁業協同組合:0259-27-3264


クロマグロ 佐渡の特産

クロマグロは台湾近海で産卵し日本海近海で、日本海を回遊する群れと太平洋を回遊する群れとに別れ、育った若魚は成長しながら北上を続け、5月頃から8月頃に佐渡沖を通過することから、佐渡ではマグロ漁のシーズンを迎え、6月頃には最盛期となり、各地の漁港には大量のクロマグロが水揚げされます。定置網組合では、クロマグロの鮮度を保つため、船の上で内臓を取り除き、漁港では組合員が素早く箱に入れて氷詰めにし、佐渡産天然本マグロを産出し、主に東京・築地市場に送られている。

佐渡漁業協同組合:0259-27-3264


岩ガキ 佐渡の特産

岩礁やテトラポットなどに付着する天然のものを漁獲します。水揚出荷には、4〜5年ほどかかる。マガキと比べると、ひとまわり大きいサイズの出荷がほとんどである。「海のミルク」といわれ、真牡蠣にくらべて味が濃厚。 食べ方 生食で、酢醤油やポン酢、レモン汁をかけていただく。

佐渡漁業協同組合:0259-27-3264


アワビ 佐渡の特産

磯根に生息し、種によって生息水深が異なる。食性は海藻食。在来種としては、クロアワビ、メガイアワビ、マダカアワビ、トコブシ等が挙げられるが、種苗放流によりエゾアワビも生息している。4才(放流であれば放流から3年後)以上で商品サイズになる。味が良いだけでなく、ビタミン含有量が多く、健康食品。

佐渡漁業協同組合:0259-27-3264


サザエ 佐渡の特産

海藻が繁茂する浅い岩礁域に生息しており、育った環境により貝殻の形が異なる。日本海の荒海にもまれたサザエには角がある。魚介類の中でもっとも多くタウリンを含んでおり、降コレステロール作用や視力回復、糖尿病予防に効果的。

佐渡漁業協同組合:0259-27-3264


カレイ(マガレイ) 佐渡の特産

水深150m以浅の大陸棚の砂泥底に生息する。産卵期の2〜3月には水深120mの大陸棚緑辺部に大規模な幼魚育成場を形成し、その後3才まで成熟すると深浅移動を行う。季節的な深浅移動が明瞭。ゴカイ類甲殻類、貝類などを捕食する。主に、鮮魚で出荷される。身質は弾力が強くしっかりとしている。

佐渡漁業協同組合:0259-27-3264


ヒラメ 佐渡の特産

水深10〜200mの砂底に生息し、春に水深20〜70mの岩礁地域周辺の砂泥域や砂磯で産卵する。白身で身がしまり、くせのない味。冬場の産卵前は、身に脂がのって味が良く寒ビラメの名で高値で取引される。背びれとしりびれの付け根にある紡錘状の筋肉は「縁側」と呼ばれ高級刺身食材とされる。

佐渡漁業協同組合:0259-27-3264


南蛮エビ 佐渡の特産

水深250〜600mに生息。生まれた時は全て雄であるが、4〜6歳の途中で雌へと性転換する。産卵期は3〜4月で約1年間抱卵し、翌年の1〜3月に幼生をふ出させる。 甘みが特徴。殻は強い赤で、卵は翡翠色をしており、見た目にも美しく食卓に彩りを添える。

佐渡漁業協同組合:0259-27-3264


イナダ・ワラサ・ブリ 佐渡の特産

ブリは東シナ海〜能登半島周辺で冬から初夏にかけて産卵。稚魚は成長しながら北上して北海道まで到達する。北の海で餌を沢山食べたブリは秋には南下を始め、いちばん脂ののった時期に佐渡で漁獲される。寿命は7年以上で、3歳で産卵に参加。
ワカシ(35cm以下)→イナダ(35-60cm)→ワラサ(60-80cm)→ブリ(80cm以上)
冬のブリはたっぷりの脂でマグロのトロにも劣らぬ味であるが、夏のイナダやブリはあっさりとした味わいで違った旨さがある。

佐渡漁業協同組合:0259-27-3264


ブランド「佐渡寒ブリ」 佐渡の特産

冬の味覚の代表的な魚の「寒ブリ」は、東シナ海〜能登半島周辺で冬から初夏にかけて産卵し、稚魚は成長しながら北上し、北海道まで上がります。北の海でエサをたくさん食べたブリは秋に南下を始め、脂ののった一番美味しい時期に佐渡沖を通過します。11月中旬頃、冬型の気圧配置が強まり「雪起こし」と呼ばれる雷が鳴りだすころ、ブリは北方から南下し海が時化ると穏やかな佐渡の湾に入ります。佐渡ではこの雷を「ブリ起こし」と呼んでいます。11月〜1月にかけて、湾内に定置網が設置され、回遊してきた寒ブリを網の奥へ誘導することにより滞留させて、その滞留する網を起すことで寒ブリを水揚げします。

佐渡漁業協同組合:0259-27-3264


アンコウ 佐渡の特産

深海魚であり、頭部が大きく幅が広いのが大きな特徴。肉食性で、口が大きく、歯が発達している。海底に潜んで他の魚を襲うのに適するため、口はやや上を向いている。口の上には棒状の突起がついており、これを動かして獲物をおびき寄せる。体全体が柔軟性に富み、粘りがあるため、普通の魚と異なり「吊るし切り」という独特の方法で捌かれる。

佐渡漁業協同組合:0259-27-3264


メジマグロ 佐渡の特産

クロマグロの幼魚。小さくてもクロマグロの幼魚であり、味はクロマグロ。特に寒風の時期は、脂がのって大変美味しく、刺身、寿司ねた、タタキ等で食される。

佐渡漁業協同組合:0259-27-3264


カキ(マガキ) 佐渡の特産

養殖マガキ。1〜2年で水揚出荷する状態になる。ビタミンB12や鉄、亜鉛、銅、グリコーゲン、タウリンが多く、滋養に富んでおり、「海のミルク」とも呼ばれている。食べ方 生食や揚げ物、殻焼き、鍋物などの他、燻製の缶詰やオイスターソースなどの加工品・調味料としても使われる。

佐渡漁業協同組合:0259-27-3264
加茂湖漁業協同組合:0259-27-5167


ズワイガニ・ベニズワイガニ 佐渡の特産

ズワイガニは水深300m付近にいますが、本種は水深500m以深で獲れれることが多い。甲の大きさが12〜13cmほどになります茹でる前から赤い色であることが特徴です。新潟県内では、餌を入れた網製のわな「かご」を海底にいくつも仕掛けて漁獲します。漁船が帰港したら直ぐに茹でられて販売される事がほとんどで、むき身や缶詰などの加工原料としても人気が有ります。

佐渡漁業協同組合:0259-27-3264


岩のり 佐渡の特産

「岩のり」とは冬場に波をかぶる岩場に生育する天然のアマノリ類の総称。新潟の岩のりはウップルイノリ、スサビノリ等の数種が含まれる。のりの着生に適した水深をコンクリートで整備した海苔畑(のりはた)では、毎年夏季に掃除を行い、のりを繁茂を管理している。養殖海苔と比べ磯の香りや歯ごたえが良く、旨味も強い。ほとんどが乾燥品で出荷される。

佐渡漁業協同組合:0259-27-3264


あかもく(ながも) 佐渡の特産

ワカメ、メカブ、コンブなどと同様、渇藻類(ヒバマタ目ホンダワラ科)に属する海藻。栄養塩に富む浅海が成育に適していて、生命力がとても強く、長くなると10mぐらいにまで成長。昔から保存食として食べられていた海藻で、普段から食卓に味噌汁の具や酢の物として並ぶ食品。ポリフェノール、フコダイン、ミネラル、ビタミンKの栄養素を含んでいる。

佐渡漁業協同組合:0259-27-3264


あごだし 佐渡の特産

「あごだし」とはトビウオを焼いてから乾燥させた物のことで、いろいろな料理のダシとして使われます。また、トビウオのダシは高級ダシとしても知られています。トビウオは一番脂の乗ったいい時期に佐渡海峡を通る。味は淡白な魚だが、だしにすると最高の味がでると太鼓判。1回あたり薪で焼くことができるのは、80本程度に分けて焼き。その後、さらに豆炭の上で約10時間、じっくりと焼き、旨みを引き出します。

佐渡漁業協同組合:0259-27-3264


佐渡市の農業 対馬海流が育む野菜と果物栽培

佐渡市は、農業は基幹産業として重要な役割を担っています。代表的な農産物に、コシヒカリを中心とした「佐渡米」、秋の味覚である「おけさ柿」、幻の洋なし ともいわれる「ル レクチエ」、黒毛和牛の「佐渡牛」などがあり、リンゴ、イチゴも加えて多くがブランド品目として高い評価を得ています。また、佐渡の中でも地域によって気候的特徴が異なり、比較的温暖な南部地区では、上記の果樹に加え、いちじくやみかんの生産も行われ、アスパラガスやゴーヤといった野菜の産地化も進められています。他にも砂丘地を中心とした花き、球根類、露地・施設野菜など多 種多様な作目の生産が佐渡では可能とされています。

佐渡市農林水産課:0259-63-3761
佐渡農業協同組合:0259-63-3101


佐渡市の水稲栽培 金山開発から始まった稲作

佐渡金銀山の発展と共に急増した人口を支えるため、新田開発が促されました。先人の努力により、国仲平野の美田から海沿いや山間深くまで耕す佐渡独特の棚田まで、島全域に田んぼが広がります。現在は「生きものを育む農法」に全島を挙げて取り組み、トキをはじめ多種多様な生きものとの共生をしながら安心安全な米作りを行っています。

佐渡市農林水産課:0259-63-3761
佐渡農業協同組合:0259-63-3101


世界農業遺産(FAO)認定 先祖の知恵を次世代に継ぐ

世界農業遺産とは伝統的農業や文化、土地景観の保全と持続的な利用を図るために設立され、佐渡市は2011年6月に石川県能登地域と並んで日本で初めて国際連合食糧農業機関(FAO)から認定されました。金銀山の歴史が生み出した棚田、鬼太鼓や薪能などの農村文化、「生きものを育む農法」による生物多様性、トキと共生できる環境の保全はこれまでの成果であり、かつこれからの次世代に引き継ぐ課題となります。佐渡は、山や深い森に恵まれ、豊かな生態系が維持されており、金銀山の発展がもたらした美しい棚田・里山の景観が守られているとともに、トキの餌場となる水田での「生きものを育む農法」とその認証制度を推進しています。また、島の各集落では、能・鬼太鼓などの多様な農村文化が引き継がれており、佐渡独特の自然、風景、文化と生物多様性を保全し続けてきました。これらが国際的にも評価され、2011年6月に開催された「世界農業遺産国際会議」において、石川県能登地域と共に日本で初めての世界農業遺産として国際連合食糧農業機関(FAO)に認定されました。

佐渡市農林水産課:0259-63-3761
佐渡農業協同組合:0259-63-3101


佐渡産コシヒカリ 佐渡の特産

佐渡は、新潟県本土に比べて農業、林業、水産業等の一次産業が盛んな島です。米の生産量は、年間およそ35,000トンで、そのうちの約半分は島外に出荷されています。大佐渡山地、小佐渡山地から流れ込む冷たく清らかな水と、農家の汗と愛情によって育てられたお米は、全国的にも最高レベルの評価を得ています。

佐渡市農林水産課:0259-63-3761
佐渡農業協同組合:0259-63-3101


いちご 越後姫 佐渡の特産

豊かな香りと甘くてジューシーな新潟生まれのいちご〜「越後姫」 金井・新穂・赤泊地区など17戸の農家が約120アール栽培しています。豊かな香りに加え、大粒な果実でありながら、バランスのとれた甘さと酸味が特徴です。 佐渡島内のいちご栽培は、ほとんどがハウス栽培で、1月下旬から出回り、3月ころに旬を迎えます。

佐渡農業協同組合:0259-63-3101


サクランボ 佐藤錦 佐渡の特産

赤泊地区は穏やかな丘陵斜面が特徴で、適度な温度と十分な日照りが備わったサクランボ栽培畑では、大粒の粒揃いが収穫されています。大きさ、色、光沢、そして糖度20+の粒は極上品質で、島外からの予約注文が殺到しているようです。

佐渡農業協同組合:0259-63-3101


スイカ 佐渡の特産

西三川地区は、佐渡の中でも特に気候が温暖な地域で、果物栽培が盛んに行われていて、西三川スイカ・西三川リンゴと言ったブランド果実も栽培されていて人気を呼んでいます。最盛期には、国道沿いの直売所には手頃な価格設定で、小玉スイカたくさん並びます。

佐渡農業協同組合:0259-63-3101


おけさ柿 佐渡の特産

佐渡では、4月、7月、9月に圃場調査を行い、管理作業がきちんと実施されているか全園地を巡回し確認します。化学農薬や化学肥料を減らし、安心・安全で美味しいおけさ柿の栽培に努めています。

佐渡農業協同組合:0259-63-3101


洋梨 ルレクチェ 佐渡の特産

ルレクチェは西洋ナシの一品種で、原産地はフランスです。芳醇な香りととろけるような舌さわりは一度食べたら忘れらることが出来ません。明治時代に初めてフランスから新潟県に導入されたルレクチェは育成が大変難しく、豊な自然に恵まれた新潟でこそ栽培できる希少価値の高い果物です。11月終わりごろから12月半ばごろが旬です。新潟市(旧白根市)は日本のルレクチエ発祥の地です。

佐渡農業協同組合:0259-63-3101


ブランドイチジク「おぎビオレー」 佐渡の特産

佐渡で栽培されている「おぎビオレー」 は、フランス原産の糖度の高い黒イチジクで、ビオレソリエス(Viollette de sollies)品種名。「おぎビオレー」 は実がつきにくく、病害虫に弱いので栽培が難しく、実が熟すのが早く、収穫時期を見極めるのが難しい果物で、生産農家も少ない品種のイチジクです。小木地区で 平成12年頃から栽培がはじまり、今は日本でも有数の生産地となり評判になっており、普通のイチジクよりも糖度が高く、味わいも濃厚、皮が薄いので皮ごと食べられるのも特徴です。

佐渡農業協同組合:0259-63-3101


みかん 佐渡の特産

佐渡島は、ミカンからリンゴまでバラエティ豊かな果物が作られているフルーツの島です。食べると甘さと共に懐かしいみかんの酸味が口の中に広がる。早生種の「興津早生」や「ゆら早生」などを栽培されています。

佐渡農業協同組合:0259-63-3101


リンゴ 佐渡の特産

佐渡島は、みかんからりんごまでバラエティ豊かな果物が作られているフルーツの島です。真野、新穂、金井、畑野、両津地区を中心に約760a栽培されています。主力品種は「ふじ」で、生産の大半を占め、11月頃から翌春まで味わうことができます。

佐渡農業協同組合:0259-63-3101


ナラ原木椎茸 干し椎茸 県内生産量の約94%を占める 佐渡の特産

佐渡は、豊富なナラの木を原木とした椎茸栽培が盛んで、特に干し椎茸は年間およそ43トンで県内生産量の約94%を占めています。海府地域の特産品の一つに椎茸があり、適度な温度と湿度を原生林が育んでいる、地域で収穫される椎茸は、品質が良く美味しいと評判です。

佐渡農業協同組合:0259-63-3101


佐渡の酪農 「全酪農家クリーンミルク生産農場認定」目標

酪農経営は佐渡市赤泊及び新穂地域に比較的多く、HACCPの考え方を取り入れた高品質で安全・安心な生乳生産の取り組みが展開されています。生産者が消費者の求める安全・安心な生産物を生産すること、並びに他の地域との差別化を図り、地域の特色を生かした商品を生産・販売していくことは重要課題 で。佐渡島内で生産される大部分の生乳を取り扱う乳業メーカーに属する15戸において「全酪農家クリーンミルク生産農場認 定」を目標に、平成18年度から地域で乳質改善の取組を進めてきた。佐渡の酪農家は、H24年現在16戸で、搾乳規模は3〜10頭が5戸、11〜30頭規模は8戸、30頭以上3戸、と比較的小規模な経営が展開されている 島内には2戸の乳業メーカーがあり、15戸はA乳業メーカーへ、3頭規模の1戸はB乳業メーカーへ出荷している。

佐渡市農林水産課:0259-63-3761
佐渡農業協同組合:0259-63-3101


佐渡ブランド 佐渡牛乳
佐渡島の酪農家15戸生乳100%使用 佐渡の特産

畜産安心ブランド生産農場認定マークはHACCP方式の考えに基づく衛生管理手法を導入した。生乳生産農場を、クリーンミルク生産農場として新潟県畜産協会が認定した証です。
■クリーンミルク生産農場では管理獣医師と家畜保健衛生所が安全な生乳生産を支援しています。
■クリーンミルク生産農場では飼養衛生管理プログラムが実行されています。
「佐渡牛乳」は佐渡島の酪農家15戸による生乳を100%使用した牛乳です。
(株)佐渡乳業:0259-63-3151

工場見学のお申し込みを受付ています。
見学日・時間:月曜日〜金曜日 10:00〜15:00
所要時間:約30分
お申し込み:見学希望日の7日前までにお電話でお申込みください。
お問合せ電話:0259-63-3151


佐渡の畜産 「にいがた和牛」子牛生産基地

かつて佐渡の農家では、春の農作業が終わると牛たちを山野に放しました。飼育労力の軽減と牛の健康を考えた夏山冬里の放牧は、佐渡の牛飼いとして今に受け継がれています。海洋性気候の島特有のミネラル豊富な芝草を食べ、自由に大地を踏みしめる放牧は、牛たちの心身を健やかかに育みます。肉用牛経営は、小規模な和牛繁殖経営が島内広域に分布しており、繁殖牛の県全体に対する比率は飼養頭数で約3割、戸数で約4割を占め、「にいがた和牛」の子牛生産基地となっています。

佐渡市農林水産課:0259-63-3761
佐渡農業協同組合:0259-63-3101


佐渡和牛 佐渡の特産

日本海に浮かぶ島、佐渡島。化学肥料や農薬を減らした農法の田んぼには生き物が根付き、トキがエサを求めて舞い降ります。環境保全の全島の取り組みは、平成23年に世界農業遺産に登録されました。安全・安心の米作りは、牛たちの飼料となる稲わらにもつながっています。島の風土と佐渡の人々の想いを受けて、大切に育てられるのが佐渡牛なのです。全国和牛能力共進会は、全国和牛登録協会(京都市)が主催する全国規模の和牛の品評会。5年に1度、全国持ち回り開催で、各都道府県から選抜された約500頭が出品され、別名「和牛のオリンピック」と呼ばれている。平成24年、長崎で開催された第10回では、種牛の部「第2区(若雌の1)」と「第3 区(若雌の2)」で佐渡からの出品牛がそれぞれ1等賞を獲得し、更なる飛躍が期待されています。

佐渡農業協同組合:0259-63-3101


羽茂地区の伝統芸能 「つぶろさし」 新潟県指定文化財

羽茂の歴史は古く、奈良時代より続き、徳川三百年の相川金山の盛衰にも関わりなく純農村として過ごしてきました。そんな羽茂には伝統芸能や建造物が多く残っており、代表的なものに「つぶろさし」(新潟県指定文化財)があります。鬼の面をつけ邪鬼・悪魔を祓う鬼舞と、オカメとヒョットコのような面をつけ、巨大な男根に模した棒を持った男性が、女性(ささらすり)と一粒万倍の豊作祈願・子孫繁栄を願い、囃子のリズムに合わせて力強く・時にユニークに踊る太神楽があります。

佐渡市観光振興課:0259-63-5116


小佐渡(南部) 羽茂地域の農業

佐渡南部は佐渡の南国とも言える地域で、島の中でも温暖な気候は、南国特有の植物や果物を育んできた。また、佐渡の中でも独特の民俗芸能が多く継承されている地域としても有名になっている。越佐海峡を北上する対島暖流と南に面した扇状地のため、積雪は少なく雪国新潟では比較的温暖な気候です。椿・竹・ショロが多く自生し、ミカンとリンゴ、ハマナスとサボテンが混成するという特異な地域は、珍しいといわれています。そんな特色をもつ羽茂管内は、全地区に渡って特産のおけさ柿、平野部を中心にコシヒカリ等の水稲が作られ、その他にも果樹、蔬菜・花卉採種、球根、牛肥育等があり、農業を中心とした産業構造となっています。

羽茂農業協同組合:0259-88-3131


羽茂ブランド マルハおけさ柿 羽茂の特産

羽茂のおけさ柿は、約80年前に植えられ栽培が始まりました。おけさ柿は「平核無」と「刀根早生」という渋柿の品種で、炭酸ガスやアルコールを使用し渋抜きします。写真のように種が無いのが特徴です。当地区のおけさ柿は「マルハおけさ柿」として販売しており、新潟県のおけさ柿の約50%の出荷量を占めています。生産者は厳しい栽培基準と選別により、美味しいおけさ柿をお客様へお届けできるように日々頑張っています。

羽茂農業協同組合:0259-88-3131


羽茂ブランド まるはアンポ干柿 羽茂の特産

左の写真がアンポ干柿です。干柿というと長く時間をかけて乾燥し硬く粉がふいたものをイメージすると思いますが、アンポ干柿は干柿になる途中であり、中は半乾燥の状態です。干柿より日持ちはないですが、やわらかくて甘くて美味しいので大人気です。

羽茂農業協同組合:0259-88-3131


羽茂ブランド ル レクチエ 羽茂の特産

西洋ナシといえば「ラ フランス」を思い浮かべる方が多いかもしれませんが、新潟県で栽培されている「ル レクチエ」という品種もあります。ル レクチエは、芳醇な香りと適度な酸味、甘くやわらかい果肉が特徴で、今話題のフルーツです。

羽茂農業協同組合:0259-88-3131


羽茂ブランド 「はもちたろう」 コシヒカリ栽培 羽茂の特産

羽茂地区では、平成19年から化学農薬や化学肥料を地域慣行栽培より5割減らした5割減減栽培に取り組んでいます。この5割減減で栽培されたコシヒカリを、カントリーエレベーターでゆっくり除湿乾燥を行い、産地精米したお米を「はもちたろう」として販売しています。

羽茂農業協同組合:0259-88-3131


羽茂ブランド 「はもちたろう」 コシヒカリ米 羽茂の特産

羽茂地区は、ほぼ中央を流れる羽茂川の下流に羽茂平野が広がっています。古くはこの羽茂平野を讃えて「羽茂太郎」と呼ばれていました。宝暦六年(1756年)に書かれた「佐渡四民風俗」のなかでも、羽茂平野は佐渡一番の美田地帯であると紹介されています。古くから佐渡のなかでも特に稲作の中心部として栄えた「羽茂太郎」のその恵まれた気候と肥沃な土地が、おいしいコシヒカリを育てています。

羽茂農業協同組合:0259-88-3131


羽茂ブランド 佐渡産アスパラガス 羽茂の特産

アスパラガスの旬は春でゴールデンウイーク頃が収穫最盛期になります。春のアスパラガスはやわらかくて甘味があってとてもおいしいです。栽培方式は立茎長期穫り栽培で収穫は4月〜9月まで行います。

羽茂農業協同組合:0259-88-3131


羽茂地区の伝統神事 佐渡一宮 度津神社

建造物はというと、佐渡の一宮となる度津神社があり、初詣時には佐渡中から人が集まってきます。他に羽茂城跡、大連寺の五百羅漢、石臼を積み上げた石臼塚や歴史のある神社が数多く現存し、今も集落の祭等で使用されています。

佐渡市観光振興課:0259-63-5116


羽茂地区名物 鮎の石焼

8月の鮎解禁日になると伝統の「鮎の石焼」が楽しめます。焼いた石の上に味噌で輪状の土手を作り、その中に鮎を入れて焼きます。羽茂独特の伝統料理で、毎年多くの人で賑わっています。このように脈々と受け継がれてきた豊かな自然と伝統を守り続けながら、今後とも更なる農業の発展に尽くしていきます。

佐渡観光協会:0259-27-5000


羽茂地区の伝統 芸能能舞台 7つの能舞台が現存

佐渡芸能の能楽も色濃く残っている、羽茂地区にも7つの能舞台が現存し、毎年草刈神社の例祭で能楽を披露してしています。 小泊白山神社能舞台。集落の能舞台として歴史があること、また、社殿側を意識した配置と建築的意匠や「道成寺」用釣鐘穴など佐渡の能舞台の様式を有していることから、民俗文化財として貴重です。

佐渡市観光振興課:0259-63-5116


地酒蔵 佐渡の特産

佐渡の地酒は、うまい米と水から生まれる日本酒で、淡麗辛口のスッキリした呑み心地が特徴。江戸時代は200もの蔵元があったという記録があるが、現在は7蔵元。
「アルコール共和国」もあり、酒造りの島でもある。

佐渡市商工課:0259-63-3791
新潟県酒造組合佐渡支部:0259-57-2616

朱鷺と佐渡文化の島の歴史と伝統文化と食文化


佐渡味噌 佐渡の特産

良質の水・米・大豆・塩を、杉の樽で熟成させて作る「佐渡味噌」は。酵母熟成に適した気候と、佐渡の職人の粘り強さなど、多くの条件があいまって豊潤な味わいの味噌に仕上がっています。佐渡味噌は、麹の割合が多く長期熟成の赤色中辛味噌で、発酵した深い香りと塩なれしたコクのある味わいが人気です。米麹に特徴があり、粒がほとんど無い麹を使用し、大豆粒も米粒もすり漉して造るこし味噌です。また合わせ味噌としても使いやすく、信州味噌と合わせるといっそう味わいが出るともいわれています。佐渡の味噌づくりは、江戸時代の相川金山開発による人口増加により一緒に発展したとみられ、今でも味噌屋町の町名が残っています。

佐渡商工会議所:0259-27-5128


佐渡海洋深層水ミネラルウォーター

佐渡海洋深層水ミネラルウォーター「Nisaco」は肌の潤いとつやを内からもたらす、ミネラルを豊富に含んだ自然からの贈り物です。

佐渡市商工課海洋深層水係:0259-63-3791
佐渡県佐渡海洋深層水(株):0259-81-201

郷自慢の佐渡海洋深層水


海洋深層水利活用「活佐渡南蛮エビ」

お寿司を始め、色々なお料理の食材として人気のあるホッコクアカエビは赤唐辛子のように赤いので、新潟では南蛮エビと呼ばれています。とろりとした甘味が特徴です。
発泡スチロール箱に深層水と深層水氷を入れ、酸素を封入する方法で12時間経過後も9割以上生存できるようになりました。

佐渡市農林水産課:0259-63-3761
佐渡漁業協同組合:0259-27-3264
新潟県佐渡海洋深層水(株):0259-81-2011


海洋深層水利活用「越後寒風干し」

越佐海峡の佐渡沖合15km地点に取水口を作り、水深200〜300mの海水を使用。細菌がなくミネラル豊富で濃縮された海洋深層水を干物に使用する事により、魚本来の持つ旨みを最大限引き出して持続させる効果があります。

佐渡市商工課海洋深層水係:0259-63-3791
佐渡漁業協同組合:0259-27-3264


夷市・湊市 佐渡の朝市

夷市、湊市併せて約130軒の露店に竹製品、乾物、野菜、植木、苗、雑貨などが持ち込まれ、近郊からの買い物客でいつも賑わいを見せます。
日時:夷市は毎月2、23日(1月2日は除きます)に営業。湊市は毎月13日に営業。
場所:夷市は夷5、築地、神明町で開設。湊市は湊3、4丁目で開設。

問い合わせ先
佐渡市両津支所産業振興課:0259-27-2111


無名異焼 佐渡の伝統工芸

「無名異」とは佐渡金山の坑内から出る酸化鉄を含んだ赤い土の名前で、これを粘土にまぜて高温でかたく焼きしめたものを「無名異焼」と呼びます。佐渡独特の陶器として全国的に知られ、愛好家も多くいます。製品としては非常に堅く、叩くと澄んだ音がし、使い込むほどに光沢を増してくるのが魅力。明治に、三浦常山・伊藤赤水らが美術工芸品としての流れを作りだしました。現在相川地区には12の窯元と人間国宝「伊藤赤水」の窯元があり、無名異焼の里として広く知られています。

佐渡市産業振興課:0259-63-6791


蝋型鋳金 佐渡の伝統工芸

鋳金とは溶かした金属を鋳型に流し込み、鋳型が構成する空間どおりに形態を得る方法で、その鋳型を蝋で作るのが「蝋型鋳金」。佐和田地区・沢根を中心に本間琢斉系・宮田藍堂系・真藤半五郎系に分かれて技術が継承されてきました。中でも藍堂系の佐々木象堂は1960年に重要無形文化財蝋型鋳金技術保持者(人間国宝)に認定されました。佐渡鋳金自体も1978年に新潟県無形文化財工芸技術として指定され、佐渡を代表する伝統工芸の一つと言えます。

佐渡市産業振興課:0259-63-6791


竹細工 佐渡の伝統工芸

佐渡は古くから竹の産地として知られており、自生の竹・笹が20種類以上あると言われています。その竹を細く裂いて美術的に編みこんだものは小さな美しいアクセサリーから工芸品、文庫籠(書類箱)や衣装箱(みだれ籠)など、日常の用品としての美しさを極めた竹かごやザルは、優れた民芸品としても注目されています。

佐渡市産業振興課:0259-63-6791


裂き織 佐渡の伝統工芸

かつて、丈夫な仕事着に愛用されていた裂き織。使い古した木綿を裂いて織る織物ですが、古い布が持つ独特の風合い、色の取り合わせが織りだす美しさが、近年、手造りのバッグやテーブルクロスなどとして復活し、静かなブームを呼んでいます。

佐渡市産業振興課:0259-63-6791


佐渡の能舞台 佐渡の伝統芸能

佐渡は江戸時代から「能」が盛んな島で、現在でも30以上の能舞台が現存しています。能の大成者・世阿弥が佐渡に流されたのは室町時代の事です。佐渡で「能」が広まったのは江戸時代の初期と言われおり、広く領民の間でも普及しました。毎年4月から12月にかけて、島内各地の能舞台で「薪能」はじめ演能が多数開催されており、観覧料は無料のものから500円程度と、非常に観覧しやすくなっています。ぜひ、能の島・佐渡で幽玄な「能」をお楽しみください。

佐渡観光協会:0259-27-5000


天領佐渡両津薪能 佐渡の伝統芸能

佐渡は現在も30余の舞台が残る能の島です。両津の椎崎諏訪神社では5月から10月までの期間、8月を除いて毎月1回薪能を上演します。 民衆の手で支えられ、育まれてきた幽玄の美をご鑑賞ください。初心者が能の世界に入りやすいよう、「イヤホンガイドサービス」を行っています。無料貸し出しラジオから、上演中の要所要所で解説が流れ、演目の理解を助けてくれます。

佐渡観光協会:0259-27-5000


春日神社能舞台(相川)佐渡の「能」の発祥由来の地 佐渡の伝統芸能

佐渡の「能」の発祥は相川・春日崎だといわれています。世阿弥によって佐渡に伝えられた能は、慶長10年(1605)、佐渡奉行であった大久保長安が能楽師出身ということもあり、武士の教養の一つとして定着しました。大久保長安は春日崎に春日神社を建立します。それから14年後、現在の場所に春日神社が移され、能舞台が作られ能が舞われ始めました。ここから、島内各地に能が広まったとされています。近年、羽茂地区から使われなくなった能舞台を移設し、能の発祥地が再びよみがえりました。現在、この能舞台で毎年数回の薪能をはじめ、いろいろな催しが行われています。

佐渡観光協会相川支部:0259-74-2220


安養寺羽黒神社能舞台佐渡で一番小さな能舞台 佐渡の伝統芸能

うっそうと茂る杉の巨木の中、荘厳な雰囲気につつまれる能舞台です。正面4.5m、側面3.6mの茅葺の本舞台と、1.8mの後座からなり、橋掛かりや楽屋もありますが、現存する佐渡の能舞台の中では最も小さいものです。しばらくの間演能が途切れていましたが、1986年に復活し、現在も毎年8月の最終土曜日に薪能が行われています。現在まで定期的に演能に使用されている施設として貴重であり、保存状態が良いことなどから1997年に県の文化財に指定されています。

佐渡観光協会:0259-27-5000


鉱山祭佐渡の夏祭りがスタートします 佐渡の伝統市民祭り

佐渡の夏の始まりを告げるお祭りです。かつて、金山に働いた人々は年に一度町に出ることを許されたと言われています。今もその名残をとどめ、佐渡鉱山の神事式や全町をあげてのおけさ流しなどが行なわれています。 佐渡三大祭りのオープニングを飾るイベントです。

佐渡観光協会相川案内所:0259-74-2220


狂言 佐渡の伝統芸能

江戸時代に観世(世阿弥)の座付きであった鷺流狂言が真野地区に残っています。明治以降、和泉・大蔵の流派が伝承されているのに対し、鷺流は消滅したものと思われていました。しかし実は、島の一隅に命脈を保っており、佐渡の能楽に花を添える貴重な存在となっていたのです。現在、新潟県の文化財に指定されています。

佐渡観光協会:0259-27-5000


人形芝居 説経人形・のろま人形・文弥人形 佐渡の伝統芸能

佐渡には説教人形・のろま人形・文弥人形の三つの人形芝居があり、いずれも国の重要無形民俗文化財に指定されています。佐渡の人形芝居は、およそ250年前の享保の頃、新穂地区の須田五郎左衛門が京から人形ひと組を持ち帰って一座を起こしたのが始まりといわれています。明治末年には説教・文弥あわせて島内に30近い座があったほど盛んでした。しかし大正から昭和にかけて、浪花節や活動写真などの新しい娯楽の台頭で次第に下火になっていきました。とはいうものの、説教節も文弥節も、始祖の語りに近い形で残されているのは佐渡だけと言ってよく、近年この貴重な文化財を受け継ごうという保存活動が盛んになっています。現在全島で10あまりの座やグループが活動を続けています。

佐渡観光協会:0259-27-5000


民謡 佐渡おけさ・相川音頭・両津甚句・豊田音頭 佐渡の伝統芸能

おけさの元唄は九州のハイヤ節という港の酒盛り歌といわれています。それが船乗りたちの手で佐渡の小木地区、越後の出雲崎・寺泊などに上陸して歌われるうちに「おけさ節」となりました。このため越後にも沢山のおけさ節があるのです。小木地区に入ったハイヤ節はハンヤと呼ばれ、座敷歌から盆踊唄化していきます。その後、金山の選鉱場で歌われるようになってから「おけさ」と呼ばれるようになりました。さらに、大正13年(1924)に立浪会の村田文三が中心となって、「正調おけさ」を世に出してから一躍有名になりました。哀調をおびた節と洗練された優雅な踊りは、いまや日本の代表的民謡として知らない人がいないほどです。

佐渡観光協会:0259-27-5000


門付芸能 鬼太鼓・獅子舞・花笠踊り・春駒・つぶろさし・チトチントン
佐渡の伝統芸能

佐渡にしかない珍しい古典芸能で、島内各地にそれぞれ独自の様式で伝承されています。唐散楽に似た獅子舞の一種で、勇壮な太鼓に合わせて鬼が狂ったように舞うことからこの名がつけられました。佐渡では「オンデコ」と呼ばれ、親しまれています。島内の多くの祭礼で舞われ、悪魔を払い、豊年を祈念する神事芸能として重要な役目を果たしています。

佐渡観光協会:0259-27-5000


世界農業遺産 日本最大の金銀山 佐渡の伝統文化

世界農業遺産の目的は、世界農業遺産の目的は、近代化の中で失われつつあるその土地の環境を生かした伝統的な農業・農法、生物多様性が守られた土地利用、農村文化・農村景観などを「地域システム」として一体的に維持保全し、次世代へ継承していくことです。山や深い森に恵まれ、豊かな生態系が維持されている。トキの餌場となる水田では、冬期湛水など「生きものをはぐくむ農法」とその認証制度を推進している。トキと暮らす郷づくり(日本・新潟県)、佐渡市は2011年6月に石川県能登地域と並んで日本で初めて国際連合食糧農業機関(FAO)から認定されました。

佐渡市世界遺産推進課:0259-63-5136


世界農業遺産 トキと共生する佐渡の里山 佐渡の伝統文化

佐渡は、1つに、農業生産システムに「朱鷺と暮らす郷づくり認証制度」を導入し、消費者と連携しながら島全体へ拡げていること。2つに、生物多様性保全型農業と農業経済が連携し、持続的な環境保全体制を構築していること。3つに、佐渡金山が風景と文化に大きな影響を与え、生物多様性と農業生産活動をはぐくむことによって、農村コミュニティを保全してきたこと。佐渡市は平成22年12月に石川県能登地域とともに日本初の認定申請をし、平成23年6月、両地域の登録が決定しました。今後、農業振興だけでなく観光振興のきっかけとしても期待されている。

佐渡市世界遺産推進課:0259-63-5136


世界農業遺産 佐渡ジオパーク 佐渡の伝統文化

佐渡は、1000mを越す山や名勝・天然記念物に指定された海岸を持つ島で。金と銀の島としても世界的に知られ、独特の文化が息づいています。2011年には先進国で初めて「トキと共生する佐渡の里山」がGIAHSに認定されました。これらの要素は、佐渡の大地と密接に関わっています。かつて日本一を誇った金山は、なぜ佐渡にあったのでしょう?日本産トキは、なぜ佐渡にだけ生き残っていたのでしょう?大地と動植物、そして私たちの生活がどのように関わっているか、見に行きましょう。面積855ku、周囲約280kmの日本海側最大の島です。1000mを越す山地は隆起量の大きさを物語っており、佐渡が300万年前から続く地殻変動でできた島であることを示しています。

佐渡市世界遺産推進課:0259-63-5136


上越市の朝市

上越地域には様々な朝市があります。その一つ、上越市大町「二・七の市」の歴史は古く、明治43年(1910年)から続いています。当時、高田に入城した陸軍13師団が兵隊の食生活の事を考えて市に設置を要望したことから始まり、100年たった今の市民にとって欠かせない市が続いています。朝7時〜12時までですが、2と7の付く日はにぎわっています。

上越市役所観光振興課:025-526-5111


新潟市特産 南蛮えび

ホッコクエビと呼ばれる甘えびを新潟では赤色と形から赤唐辛子に似ていることから「南蛮エビ」と呼ばれ親しまれています。信濃川と阿賀野川が新潟沖合海底に広大な魚場を作りだし、県内で約500トン水揚されています。新潟市では底曳網漁業で漁獲され、7・8月は禁漁期間ですが、それ以外はいつでも食せます。

新潟市役所観光政策課:025-226-2608